避妊・去勢手術について

避妊・去勢手術を希望される場合は、直接来院されるか、お電話にて予約を受けつけております。その際、以下の注意事項をよくお読みになり、ご連絡ください。

 

手術前日・当日の食餌について

  • 前日・・・夜ご飯を済ませた後、絶食を開始。飲水の制限はありません
  • 当日・・・引き続き絶食。朝9時以降は飲水も制限してください
  • ※絶食は麻酔中に誤飲を起こし呼吸ができなくなるのを防ぐためのものです。外猫などで絶食ができない場合はご相談ください

 

手術当日の流れ

  • 来院・・・朝8時30分~9時30分頃にお連れ下さい。そのまま預かります。ただし中・大型犬、気性の激しい犬は11時30分頃にお連れ下さい。
  • 手術・・・診察終了後に行います。立ち合いは不要です。なお、優先すべき緊急な手術・処置等が発生した場合、当手術を急遽延期せざるを得ないことがありますのであらかじめご了承ください
  • お迎え・・・夕方4時~5時30分頃のお迎えをご予定ください。ただし、術後の状態が悪い場合は入院となることがあります

全身麻酔の危険性について

  • 手術は全身麻酔で行います。人のように十分な検査を行えないため、麻酔や手術の影響などにより具合の悪くなる子がいたり、命に関わるようなことも皆無ではありません。また年齢の上昇(8歳以上)、フィラリアやエイズ・白血病ウイルスなどの感染症によって危険性があがります。心配な方は、手術当日の血液検査をおすすめします。
  • 当日の体調にも麻酔の影響が関わる場合がございますので体調を崩している様子(食欲がない・下痢・熱)がみられた場合は手術を延期されるのが賢明です。
  • 充分なご理解がいただけない場合は手術をいたしかねますのでお申し出下さい

手術について

  • 手術は生後6か月以上から行うことが出来ます
  • オスは精巣摘出、メスは開腹の上、卵巣および子宮を摘出します。
  • 犬のメスは、発情期(陰部より出血)および終了後1か月間は手術を避けてください。手術予定日に出血が始まった場合はお早めにご連絡をください。
  • 猫のメスも、発情期は手術を避ける方がよいのですが、妊娠の危険がある場合には、手術を行うこともあります。
  • 妊娠中の手術は、大変危険ですので、基本的にはお断りしております。ただし、望まれない子が生まれる場合などは、危険性をご理解いただいたうえで引き受けることもあります。
  • 出産後は、1か月以上空けてから、手術を予定してください

ノミの駆除・予防について

  • 術前のノミ駆除をお願いしています。万が一、術中にノミが見られた場合は駆除代(3500円)を請求させていただきます。また、ノミがいない場合も、院内での感染のリスクがありますので、予防をおすすめします。
  • 駆除・予防方法は、当院が指定する動物用医薬品の使用をおすすめしています。詳しくはお問い合わせください